のりこうのくうねるあそぶー

オディロン・ルドン展

sawanonn2009-08-02

2009年8月02日(日)
姫路市立美術館にて


姫路市立美術館http://www.city.himeji.lg.jp/art/
「広大な平面幾何学式庭園を囲むように配置する赤レンガ造の美術館の建物群は、明治38年(1905年)頃から大正2年(1913年)にかけて帝国陸軍姫路第十師団の兵器庫・被服庫として建設されたもので、後に姫路市役所として利用されていた部分を再生利用したものである。1983年の再生事業においては環境色彩10選や公共の色彩賞などを受賞し、1985年には国登録有形文化財に登録された」


↑ということで、外装はいかにもそんな感じで。

中はごく普通の公共施設でした。(笑)


ルドンは、美術の教科書などからパステル調の淡くて幻想的な絵作品のイメージでしたが、この展覧会は、岐阜県美術館所蔵オディロン・ルドン」展ということで、ほとんどが「」の時代……本の挿絵のような作品が多く、モノクロの細かい作品群でした。
……正直、非常に目が疲れました(苦笑)


しかし意外に(とでもいうか)、ルドンはその孤独な内面を抱えて当時の文学作品に傾倒しながら孤高にその独創性を高めて行ったんだなぁ…ということが知れた気がします。
それでいて、チャーミング。精神性の高いクオリティはずっと保たれていました。
機会があれば、後期の、美しい色彩感ある作品を、是非とも生で見たいです〜。