のりこうのくうねるあそぶー

金比羅宮 書院の美

sawanonn2008-01-14

2008年1月14日(祝)
金比羅宮――表書院、奥書院、白書院、高橋由一館、宝物館 
文化ゾーン完成記念。応挙・若冲・岸岱から田窪まで
http://www.asahi.com/konpira/



行ってきました!
すてきでした〜(>_<)!
普段は入れない書院の中を、そのたたみを踏みしめながらその場の空気を吸い、雅やかな建造と装飾、庭の山水、そして絢爛優美な日本画をそのままに鑑賞できる、なんという贅沢〜!!!
1部屋1部屋ごと、ぐるりの4方面に繋がるように描かれた襖図。…どれもこれも本当に素晴らしい別世界へ誘ってくれました。


応挙の「遊虎図」の虎たちも可愛らしくて、つい触れたくなるようなふわふわの毛並み、
中庭と呼応するような山水画もまた見事でその「瀑布古松図」の水の流れも本当の滝の如く見とれてしまいますし。
丹陵の「富士山図」は富士の裾野が部屋をぐるりと引いていき、なんという幽玄さ…息を呑みます。
この方の「富士巻狩図」躍動感に溢れてあたかも飛び回っているようなのに(アニメーションを見ているような☆)、水を打ったような静けさを感じ…。
そして目玉であろう若冲の植物画「花丸図」百花繚乱――目が眩みそうです。
岸岱の力強い絵も然りながら、「群蝶図」が、もう……。
なにもかも圧巻でした。。。日本画の無限性を感じました…。



白書院、高橋由一館、宝物館――
中世〜近代〜現代へ続く美術の数々…こちらも素晴らしかったです。/span>


それにしてもやり手の美術家・田窪恭治氏のプロジェクトがもと、見事にリニューアルを図る金比羅宮、やりますわね?(笑)







金比羅奥の院より→
以前登ったときはすいすい登れたけれど、今回風邪をひいていたこともあって
意外にあったのね。。。(>_<)」と驚きながら…(苦笑)。
しかし、奥の院へは、格段に登る人も減り、鳥の鳴き声の多さにも耳を見張りつつ(笑)、山の神聖な空気を吸い込みゆっくりと登っていきました。
山は いのちの みそぎ場所」という途中にあった碑文を、全身で感じながら。
これだけ多くの人を受け入れていても、こんなにも清らかな空気感を保っていられる山の懐の深さに、感動しながら…。
いのちをみそぎ。(…毎度山登りをしているワタクシなどはみそぎすぎ…?(^_^;))



下山した後は、こんぴら温泉で身体もみそぎ♪ すっかり気持ちよく、蘇った気さえします(笑)。
お天気も良かったので、前日の具合の悪さが吹き飛びました!


なので早速、おうどん♪ いただきま〜した!
(*^_^*)