のりこうのくうねるあそぶー

京都 氷室神社〜京見峠

2009年11月22日(日)8時10分北大路〜
友人2人とhus.と5人でハイキングを予定していましたが「午後から雨」の予報に、八ヶ峰の予定を取りやめて京都市内の散歩コースを回ることに。


北大路バスターミナルからバスに乗り込み山幸橋へ。ワタクシたち他、同様のハイキング装備のご婦人が降りられました。
山幸橋の登山口がバス停より前方にあって、若干迷ったものの無事にとりつき、北山杉の産地らしい…ひたすら道は、杉林の中を登っていきます。うす暗い谷間の道…。


しかし、賀茂川源流にあたるこの一辺は、御所御用達の水域として、昔は清浄に保たれてきたそう(土葬禁止だったとかで、向こう谷筋まで遺体を運んだとかいろんな話があるそうです)で、そんな古くて歴史のある古道です。
氷室という場所も、御所御用達で昔、氷を保存した場所として、御所との行き来やゆかりある道として、ロマンを馳せつつ…歩きました。



氷室の集落に着いて、氷室跡を探すこと……
なかなか目立たない場所にあって、明らかに個人所有の田畑を抜けて(…途中にあった水堀にはイモリがたくさん)、


「え!? これ…??」
「京都に数ある遺跡の中で、一番地味な遺跡跡やなぁ〜」


そんな、地味な、…苗杉を育てているような場所に、忽然と深くもない大穴が3つほどあるだけでした。


……なんとなく、なんとなく、横穴のような立派な遺跡跡を想像していたので、かなり拍子抜けです(;^_^A


氷室神社も、古く…というか、オンボロじみてお気の毒なような……(;¬_¬)
由緒ある神社にしては、「ん…」と唸りましたが、まぁコレも歴史なんでしょう@@




氷室の集落から京見峠へひと登り。周山へ抜ける裏道にもなっているので、車や自転車も通るアスファルトの道です。
京見峠まであっけなく…小高い木々の間から、京都の市街地を見下ろす場所に茶屋がありました!


京見茶屋はまたレトロながらも、京都らしく綺麗にしつらえてあり、ワタクシたちもゆっくり腰を下ろして、お蕎麦をいただきました。
お手伝いらしき子供が、注文を待つ間にワラビ餅やら蕎麦揚げやらをサービスしてくれる様子も微笑ましく。ビール1本も追加注文してしまいましたよ〜w
注文の、鶏南蛮蕎麦→ 美味しかった!ヽ(*´∀`)ノ



空に雲が立ちこめるものの、雨脚はまだ遠く、アスファルト古道を降りて、鷹峯の集落へたどり着き、光悦寺と鷹峰山寶樹林源光庵と常照寺を拝観見学
こちらはこの4月に吉野太夫花供養(→http://d.hatena.ne.jp/sawanonn/20090419/p1) 際にも訪れた場所でしたが、秋の風情もまた良しでした。

源光庵の庭→→ …カメ? (;^_^A




その後、15時から、烏丸大丸にて、hus.の知人の須藤英子さんが「トイピアノ」のミニコンサートをされるそうで見に行ってきました。↓