のりこうのくうねるあそぶー

ドリアン・グレイの肖像

sawanonn2009-09-12

2009年9月11日(金)19:00開演
兵庫県立芸術文化センターにて


構成・演出 鈴木勝秀
音楽監督・作曲・ピアノ :前嶋康明
出 演 : 山本耕史ほか


原作は英国の戯曲家・詩人・作家であるオスカー・ワイルドが19世紀末に残した唯一の長編小説。
主人公が、ある事件を契機に強烈な自我と自意識に目覚め、苦悩し、焦燥する姿、禁断の関係への誘惑に揺れる心などが繊細に描かれ、作品の不思議な魅力に惹きつけられる作品です。山本耕史がいかに演じるか期待大!
   (芸文サイトより)


と言うことで。
オスカー・ワイルドが自叙伝的小説が原作…一人の美青年が悪に染まり身を滅ぼしていく物語『ドリアン・グレイの肖像』。
で。
演出他舞台自体はとても良かったんですけど〜、
こういう話には必然ではないかと思う(期待していた)、心握られてしまうような「色悪さ」や「性悪さ」といった、…エロ〜い退廃的な雰囲気を、役者に感じられなかったのが、残念…。
青年の苦悩、繊細さは見られましたけど…
そんな役をしてる時より、素で挨拶してるときの方が、カッコ良かったですよ、山本くん。
他の方たちも同様に…(;¬_¬)


演出は良かったです。生ピアノ演奏、この舞台に効いてました。聴き応えもありました。