兵庫PACオーケストラ第25回定期演奏会〜聖響 ロマンの源流〜

2009年5月24日（日）15時開演
兵庫県立芸術文化センター大ホールにて

【出演】
指　揮：金 聖響
管弦楽：兵庫芸術文化センター管弦楽団

【プログラム】
モーツァルト ： 交響曲第３３番 変ロ長調
シューベルト ： 交響曲第３番 ニ長調
シューマン ： 交響曲第３番 変ホ長調 「ライン」

【感想】
金聖響…その毎度の保守的な古典ロマン派プログラムに、ずぅううと敬遠してきたので、今回初聴き、となりました。
そのため「聖響、お手並み拝見！？」的気分で、初めは聴いていたのですが、さすがにっその得意とする古典ロマン派、聴かせどころを、かっちり…優美に魅せてくれました。

前半のモーツァルトもシューベルトも、いつものワタクシならスヤスヤ〜ZZZ…と行ってしまいそうな（m(_ _)m）……明るくのどかで流麗な曲でしたが、さほど…と言えるような名曲ではないかと思うところ…
楽章ごとにしっかりと変化をつけ、各パートの音色もしっかりと引き出して、ちゃんと聴かせてくれました。
シューマンは曲も良くて、聖響のロマンチックでその優美な指揮ぶりに、本当にうっとりしました(*^_^*)
思わずっ！
「なんで、大阪センチュリーで（常任してた頃）聴かなかったの！？(>_<)」
自分たちを責めたい気持ちになりました。
センチュリーでだったら、さぞかし（もっと）名演…で聴けたのでは？

兵庫県立芸文オケも決して！悪くはないんだけど、まだ若いオケだし〜手放しで誉めたくなるほどではなくも〜応援は、したくなるような…(^_^)
まぁまぁ良い演奏で、聖響との相性も良かったかと思います。うん、ぜひまた聴きたい…指揮者となりました。
なんて言っても聖響の、<白>王子様然とした…チャーミングで優美さが、ホント良かったです！(笑)