のりこうのくうねるあそぶー

山行 男鹿岳


4月4日(金)晴れ
浅草から東武鉄道に乗っていく旅は何故か縁があって馴染み深く楽しみでなりません。
ちょうど桜も満開で、美しい季節…。(^_^*)


さて。
鬼怒川温泉から野岩鉄道会津に乗りかえ男鹿高原駅を降りると、見事なまでに何もない無人駅。
カラカラ乾いた道路を歩き…… ジョブズ男鹿から登山道への林道もひたすら歩き…→白滝橋→白滝わさび田付近付近で幕営です。



4月5日(土)晴れ
昨日は雪が腐ってずり落ちそうなキケンな傾斜の取り付きも、朝は締まってアイゼンを効かせて登ります。
男鹿岳は登山道のない山で、この雪のある季節に登るのがそんな山の常套手段なんですが。
年によって雪の量も付き方も違うためルート選びが重要で、でもそんなことはhusにお任せ。付いていくだけで、雪山登るだけで必死です(>_<)。
ひたすら上を目指して…! 
はぁはぁ…めちゃくちゃ頑張って!
ようやく樹林を抜けると、…電波が入りメールが飛び込んできたりするのがオカシイやら? 嬉しいやら?(苦笑)


眼前は鹿又山で、周辺の会津の山々が見渡せます〜!! \(^o^)/



着いたひょうたん峠の雪の下には塩那道路が走っていて…
塩原から那須への道?
…そんな使えない道路を! ムダな工事をして山を削る事に!!
ほんまに腹立ちを通り越して呆れるばかりです。
微々たる文化費を削る前に、何十億もかかる道路公団やダム工事をやめれ!って思うのですがね…橋○知事さんにも。
まっ、この塩那道路は、関係ないですが☆


[:200]
山の上を通るだけに、空が広くて近いです…。まさにスカイライン!?
そこから頂上までどんどこ登って行きましたが、キケンな箇所もさほどなく、けれども疲れているせいもあってかなかなか着かない感じさえしました〜。


約7時間(6時過ぎ出発13時過ぎ登頂)。
ようやく着いた頂上は再び電波がはいらなくなり(苦笑)、わりと地味な素朴というか無骨な山頂でした〜(笑)。
那須が遠くも正面に見えるのが良いです。

登山ツアー等には出会わなかったけれど、別コースから登頂してるらしき跡はありました。
また、ひょうたん峠の下あたりで野営しているカップルにも出会い…(頑張るわねぇ…)  


そして、そして下山…。
登ってる時はいつも必死だから案外路の急さやしんどさや長さは感じないんですが、下りは疲れもあってか、長い長い〜そして急傾斜っ!
「これ以上(早く歩くの)はムリ(>_<)」
本当にほうほうの体で、のろのろながらも頑張り歩きました。
暮れゆく太陽と競争しながら……でも太陽には負けた(沈んじゃった)けれども、ギリギリ足元が見えなくなる前に、前夜野営した林道到着。
ふ〜。




ふ〜、疲れ果てました…。。。


再び同じ場所にテントを張り直し、ごはん作って食べてバタン!と寝たんですが〜
「なんか寒くないっ!? 全身がスースーする〜(>_<)」
まるで雪の上で寝てるようで、おかしいな? 
雪のないとこにテント張ってるはずなのにっ!? 
マットの下もザック敷いてるのに?


……ん?


もーしーかーしーて。

バンテリン?」
寝る前に、2人ともバンテリン塗りまくったせいででしょうか?(^_^;)
「そうや! 下に何敷いてもそりゃ〜冷えるはずや」
バンテリンが働いて、筋肉の熱を奪ってるようなのでした。
そりゃ〜寒くてすーすー…するのでした(苦笑)。


(続く)