のりこうのくうねるあそぶー

スウィニー・トッド 

2008年2月29日(金)梅田ブルク7にて

ウィニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師
[2007米]


監督:ティム・バートン
主演:ジョニー・ディップ、ヘレナ=ボナム・カーター、アラン・リックマン


ストーリー
無実の罪で島流しにされていたスウィニーが、15年ぶりにロンドンに帰った来た。自分を陥れた判事のせいで、愛する妻が自殺してしまったと聞いて復讐を誓うのだか…。。。


ミュージカルVS
市村正親大竹しのぶ主演による宮本亜門演出の舞台を観たので 話はおおまかほぼその通りなのですが。。。


音楽は、
映画の方がかなり良かったです♪
さすがにネイティブな発音だけあって英語の歌に無理がなく…、録音された映画でしたし、映画館での圧倒的なサウンドで聞くせいもあって、(曲を聴くのが2回目ということもあるかもしれないけれど)残ってくるんですよね〜あの曲、この曲…さすが名作ミュージカルかと!!!改めて感心しました。



演出
しかし、聞きしに勝る〜流血に直視できない…。
鮮血のリアル感と、歌いながらどんどこ行われる殺人のリアリティのなさに、鼻白むというか、ああ次から次から簡単に荒唐無稽にも殺されては、ミュージカル、芝居とはいえ腑に落ちない。それなのにヘンな血のリアルさがあって、中途半端…というか、他に演出方法がなかったのか、首をひねります。


そういういかがわしさも、18世紀末ロンドンっぽいところも〜こんな皮肉めいた悪人だらけの、人間の哀しみ…悲喜劇みたいな話自体も、英国ちっくで、まぁ好きですけどね♪ (苦笑)


俳優さん

ジョニディプ初め、役者さんはみんな良かったですけども、アンソニー役のコが、美形で特に良かったです…!(笑)