のりこうのくうねるあそぶー

大阪シンフォニカー交響楽団第121回定期演奏会【VIVA!アメリカ】

2007年11月2日(金)19:00開演
ザ・シンフォニーホールにて

【出演】
指揮:大山平一郎
ピアノ:小川典子
管弦楽大阪シンフォニカー交響楽団


【曲目】
バーンスタイン:「キャンディード」序曲
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
バーバー:弦楽のためのアダージョ
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニック・ダンス



演奏
シンフォニカーと言えば昔を知るだけに、ついその〜聴きに行くのを躊躇しちゃうような演奏だったのに、本当にそのレベルアップの速度には毎回目を見張ります!!!
小川典子の堂々とした弾きっぷり(素晴らしい!!!!)にも、ジャストマッチで安心して聴けるし、その他の曲でもずっこける事なく…(ああその昔は…)偲ばずにいられくて申し訳ないです。
小川さんにしても出てこられた当時は「音はでかい」「垢抜けない」感じがしていた(すみません)のが嘘のように、粋に洗練され表現豊かな演奏にご本人ぶりに、憧れを感じます。
……みんな成長するのね、ワタクシも頑張らなきゃ!みたいな感想を描いたりして…(笑)


そんなここの力を引き出し合わせた指揮者の大山氏も関西ではあまり馴染みがなかったようですが()わかりやすく楽しい曲目のせいにせよ、センスの光る演奏ぶりでした! 


曲目
VIVA!アメリ】と名された通り、アメリカンな作曲家ぞろいの心憎いプログラム
わかりやすいテーマに、アメリカンな曲の高揚感もあって、退屈知らずの楽しい演奏会でした。
ああ、この時代のアメリカは良かったなぁ〜。(しみじみ…)

特に最後のミュージカル曲は、もう見て聴いたら忘れられない!ずっと取り憑くような名曲の数々…こんなエンターテイナーな名ミュージカル曲は、(良いミュージカルはあっても)そうない気がします♪

  • バーバー:美しい。
  • ガーシュウィン:クラシックとジャズの融合をねらった曲は他にもあるけれども、ガーシュウィンほど、ピタッとはまった曲を書かれた方はそういないのでは?

今回は特に、ガーシュウィンもこう弾いたのかな?と感じさせるほど、ゆうゆう楽しそうにジャズを奏でた小川さんの演奏が秀逸で、良い音楽を聴かせてもらいました。


ホントにこの時代のアメリカは良かったー! 




と言うわけで、演奏会の後はアメリカワインで乾杯したのでした♪
(↑演奏会の善し悪しでその後の食事(の気分)が変わります…(苦笑))