のりこうのくうねるあそぶー

エディット・ピアフ 愛の賛歌

2007年10月31日
TOHOシネマズ梅田にて


脚本・監督:オリヴィエ・ダアン
出演:マリオン・コティヤール



言わずと知れた伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフの生涯――。
シャンソンを聴きたくて観に行ったのですが。


ピアフの時代時代を切り取り、前後し交錯させながら進むストーリー展開に、ジャンキーだったピアフらしさは、感じました…が。
聴きたい歌は分断されるし(涙)、その生涯を知らずに観たらストーリーの把握が難しかったのでは?
しかし多少知る者にとっては、(ああ、あのシーンか…。)とふり返り辿りつつ味わうこことは、楽しみの一つになり、巧く心憎い展開ではありました。


ピアフを演じきったマリオンの演技…その素顔をパンフで見るとなおさら、驚き(°O°;)です。ホントにピアフそのものになりきってました! 素晴らしい。
特に好きなのは、NYのレストランで、デートリッヒに声をかけられてはにかみつつ喜ぶシーン
他にもピアフの身近な支援者たちの存在など、自分の知らなかった部分が見えた点は有意義でした。ピアフはフランス人そのもののような…。(笑)
一時代を駆け抜けた天才らしい生涯でした。