大阪センチュリー交響楽団第123回定期演奏会
2007年7月11日(水)
シンフォニーホールにて
【出演】
指 揮 : 小泉和裕
バリトン: 福島明也
オルガン: 松原晴美
合 唱 : 大阪センチュリー合唱団
合唱指揮: 本山秀毅
管弦楽 : 大阪センチュリー交響楽団
【プログラム】
J.ブラームス:交響曲 第3番 ヘ長調 作品90
B.マルティヌー:カンタータ「チェコ狂詩曲」≪日本初演≫
大阪センチュリー交響楽団 は、昔は贔屓にさせていただいていたオケであり、その演奏技術は確かなのでいつも安心楽しみに聴いていたのですが。常任指揮者の入れ替わり以降ここ数年は、余りにも保守化されたプログラムに魅力を見いだせずにずっと、聴いていませんでした。
ここ最近ようやく、(わたくしたち・初物好きvが)食指の動くプログラムも演奏されるようになり〜、今回も≪日本初演≫と言うことで、聴きに出かけました〜♪
ええそう言うわけで(?)。
センチュリーへの要求水準が高くなるのは仕方がないこととお許し願いたいのですが。
アレ?? センチュリーッテコンナガクダンダッタ???
かと少々、首を傾げたくもなり。
小泉氏の指揮も〜あまりに取り立てるところがなく……ふつうすぎて。
(指揮者によっては演奏はアレでも聴衆を楽しませることに秀でた方もいらっしゃるのに)
正直、あまり楽しい演奏会でなく残念でした。
………………まぁこんなこともあるさ〜☆
ブラームスの曲は、
特に3楽章はよく映画やドラマなんかでもさりげに使われてたりするような名曲なのですが。
こう〜胸をぎゅぎゅぎゅぎゅ〜っと掻きむしり、しつこくたたみ掛けてくるはずなのに、
ただただ「ブラームスはお好き?」とフランス人に揶揄られるドイツ人の実直・無骨さだけが印象に残りました。
ええ弦の響きなんかはセンチュリーらしく鳴ってましたけれども、全体のアンサンブルが散漫な感じでしたね〜。
マルティーの日本初演曲は、
作曲家がまだかけ出し?の若い頃に作曲された曲らしく…
そんな、まじめーーーな若者が一生懸命書いたんだなぁ〜と、若気の至りあふれる……まぁ、美しくも〜退屈な曲でした(汗)。……わたくしにとっては、…m(_ _)m。
うーん、次回に期待したい。