フライ・ダディ
2007年5月11日(金)
神戸シネフェニックスにて
監督&脚本:チェ・ジョンテ
原作:金城一紀『フライ、ダディ、フライ』
キャスト:イ・ジュンギ、イ・ムンシク、…他
映画を(ひとりで)観た翌朝。
「『フライ・ダディ〜』」
と言って、お腹を突き出してきたhus。
……確かに…鍛えた身体になる前のダディの腹、そっくり…orz
実は自転車のカゴに置き去りにしていたパンフを、ランニングの際に見た、という彼。
「ワシも君を守るためにもっと鍛えなあかんな…」
「あなたなら、そんな面倒で不利な方法は取らないと思うな!」
「確かに、ワシならもっとありとあらゆる裏の手を使って…」
妻を守ろうとする優しいhusではありますが、ワタクシは彼が実は腹黒い人物であることを知っています…。
…とまぁソレはさておき(苦笑)〜↓↓
「19歳の高校生と39歳の中年男の情熱タッグによって、しがないサラリーマンが“自慢のダディ”に生まれ変わるまでをドラマティックに描き出す感動エンタティメント」という映画です☆
物語
娘が暴行され大けが入院させられたある平凡なサラリーマン。訴えようにも相手は高校ボクシングのチャンピオン。親も有力者らしい。学校からも「子供のケンカだ」と軽くあしらわれてしまう。それを見た娘にも失望され……思いあまった父親はナイフを隠して復讐に向かうも、とある学生におさえられてしまうのだった。
しかしその学生こそ、加害者に非公式でだかが唯一勝ったことがあるというケンカの達人。
父親は「妻子を守る」べく、その少年に弟子入りし、サラリーマン生活でたるんだ身体を改善し鍛えに鍛えて、加害者に立ち向かうのだが……?
感想
直木賞作家、金城一紀『フライ、ダディ、フライ』の評判の良さに、文庫本になったら読もう!と決めているのになかなかそうはならないで、映画化が先に?来ました。
出演もこの頃ノリにノッてる韓国俳優のイ・ジュンキ! ということで、楽しんできました。
ええイ・ジュンキは、めちゃくちゃカッコ良くて〜痺れながら(>_<)堪能させていただきましたし〜!
ダディを演じたイ・ムンシクも、映画の中で15キロの減量を果たし、しがないサラリーマンからカッコイイ〜ダディへの変貌を遂げたその演技努力には、惜しみない拍手を送りたいものです。
あと、イ・ジュンキの同級生達も、向こうで有名らしいブレイキングダンサーの踊りなども見れて良かったですvv
心から安心して楽しめる、スカッとするエンタテイメント作品だったかと!!!
それがどんな活字で描かれているのか?、ますます原作を読みたくなりました♪