20世紀・21世紀 近現代協奏曲の変遷
2006年12月19日(火)19:00開演
いずみホールにて
【出演】
しの笛 :大庭浩爾
ピアノ :福村麻矢
ピアノ :笠原純子
指 揮 :ポオロ・フェッラーラ
管弦楽 :関西フィルハーモニー管弦楽団
【曲目】
吉田美香 :しの笛とオーケストラのための二章[委嘱初演]
近藤浩平 :ピアノ協奏曲 作品84 [委嘱初演]
S.ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
「『のだめカンタービレ』でお馴染みの『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』が聴けるから!」
と声をかけて集客しまくった彼の執念たるや〜スゴイ!?
こちらも控えめながら、お友達にけっこう来ていただけて、幸いでした。ありがとうございますv
あのいずみホールが、満員近くはいっていたかと思えるほど結構〜大入りでした。
「現代曲の初演でこんなに人が入ることって、そうないんじゃない?」な程!!
とはいえ〜
「笠原さんの力でしょう…」
というのが、もっぱらの談ではありますが…(笑)
さて、吉田氏の「しの笛とオーケストラのための二章」
とても綺麗な曲でした!!
映画音楽のような優しいイマドキの現代曲です〜。美しい自然の映像にぴったり似合いそうです。
そしてリハの時はまだぼんやり響いていたのが、客が入ってホールが落ち着き、本番は更に音も素晴らしくクリアーに良く鳴り響いてました。
「あー客が入るとまた音が変わるンだんぁ…」
ということを改めてよく実感できました、貴重な体験でした☆
近藤浩平氏「ピアノ協奏曲」
「すごく綺麗な曲だ名曲だ!」
自画自賛する彼でしたが…。
ここのホールの響きに、合わないような気がしました。
それとピアニストとオケが、特に初めの方ズレてて、とてもハラハラしました。
とても難しい曲で、オケの方も
「もう少し練習の時間があったら…」
残念そうにされてましたが☆ とても少ない日数であそこまで弾きこなせるのだから、本当にプロの方たちってスゴイ!と感心いたします☆
そんな訳で?本番より前日のリハの時が一番良かったそうですが
ぜひっ! 再演お願いいたしま〜〜すvv(笑)
あと、「第3楽章が好き」という方が多いようです…ありがとうございます〜〜
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
なにか言うことがあるだろうか?
名曲ですものねー。
そうそう、指揮者がイタリア人だったからか? あんまりロシアの雪原風景(←私のラフマニノフのイメージ)がなく、暖かい土地の感じがしたなぁ…。音楽もワルツのように踊ってましたv
「スタイリッシュな(?)現代曲の後だと、ラフマニノフもわりと野暮ったいリズムをよく使ってるっていうことがよくわかるなぁ…」
彼の談ですが(汗)、
「確かに…! 東欧の田舎のお祭り〜ような感じもした…!」
のでした。(すみません〜)