のりこうのくうねるあそぶー

神戸大学交響楽団第56回定期演奏会

2006年12月10日(日) 兵庫県立文化センター大ホールにて


【出演】
チェロ:林 裕
指 揮:奥田恵悟
管弦楽神戸大学交響楽団


【曲目】
ベートーヴェン:「コリオラン」序曲 作品62
ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
プロコフィエフ交響曲第5番 変ロ長調 作品100





「今日用事ある?」
「ないよ」
「芸術センターでプロコフィエフ5番聴きに行く?」
「いいよ〜」
てワタクシの返事で決まりました。
夕方のコンサートだったので、昼間は近所の山に出かけて〜!汗を流してから出かけました。



ここのホールは2回目ですが、近いし便利だし新しいし綺麗だしホントに気持ちの良いホールで、行くだけで幸せな気分になりますね☆
企画もよろしく(ワンコイン=500円コンサートなど)〜ホール出来た当初は転けるんじゃないかと心配したものですが(汗)
見事にそんな心配を吹き飛ばすような、繁盛ぶり…なようです!
このところ、某ドラマ影響デカ?クラシック界もよく繁盛している様子(笑)!


今日だって…
当日券売り切れだって…!


ガーン…orz。





そんな人であふれかえっていましたチケット売り場。
でもなんとか人員整理して(?)入れることが出来てほっとしました。
座席は4F天井桟敷。見下ろすと、ホント満員の観客で埋め尽くされていました!!!
そして天上に近い座席で〜そんな下やら天上の観察、そして音の良さも納得です。




まずは、ベートーベン
指揮は学生さんで。演奏も……ガンバレって感じ☆


ドヴォルジャーク
途中〜心配したとおり〜疲れててちょっとZZZ気味になったのですが(平謝)、名曲ですしね?(嬉)
チェリストの方の〜良く鳴る!!!チェロを堪能しました☆


プロコフィエフ
今年はショスタコーヴィッチ生誕100周年という〜ことらしくよく演奏はされてますが、同じロシア〜ソ連の作曲家プロコ演奏はまだまだ日本では少なく……貴重なプログラムだったのでは?と、思います。


それでも、彼の有名曲「ロミジュリ」がCMに使われたり〜「のだめ」ドラマでもしょっちゅう流れていたりして! あんど、今年のフィギュアスケート大会でもプロコの曲がよく使われている気がします(昨年はラフマニノフが多かった…)認知度が高まればいいなぁ…と願います。


とはいえ、ショスタコの曲に比べても
演奏のあらが目立つ曲だから…」(←hus)
なかなかプロオケでも〜まだまだ演奏される機会が少ない作曲家ですねー。
曰く――
偉大なる調子パズレ
と表現するプロコフィエフの音楽。ホントに〜おかしな旋律が散らばっていて、時折「どーしてこーくる!?」と噴き出しちゃうのですが!(爆)
それがまたフランス音楽の軽妙さとは違った重厚感で〜カッコイイのです!!


そんなだから。
今までの演奏で〜大丈夫?ちゃんとできるの〜? ただの調子パズレに…なったらどーしよう?


などと内心心配していました!のに〜そんな杞憂を見事に打ち払い!!
さすがにコレは練習を重ねたんだなぁ…と感心することしきり…な演奏でした。いやーホント素晴らしかった! (まー危なげな所もいろいろあったケド…)


特に、指揮者の方は良かったです! 
ドヴォルジャークとコレを振られたまだお若いプロの方ですが〜注目しておきたいですね。




ホントいい演奏だったので〜気分も良く☆
ホール構内のフレンチレストランでワインをいただきつつ食事してきました!
またこれが、めちゃウマ〜vv
また後日美食感想書きたいです〜(笑)