のりこうのくうねるあそぶー

芸術文化センター管弦楽団第3回名曲コンサート

2006年11月25日(土)3:00PM開演
兵庫県立芸術文化センター 大ホールにて

【出演】
指 揮 : ヤクブ・フルシャ
チェロ : ジャン=ギアン・ケラス
管弦楽 : 兵庫芸術文化センター管弦楽団 


【曲目】
ベートーヴェン: エグモント序曲 作品84
ハイドン : チェロ協奏曲第1番 ハ長調
ムソルグスキーラヴェル編) : 組曲展覧会の絵




本年、阪神間の地元に、華々しく〜設立されました「兵庫県立文化センター」!
大・中・小とホールを取りそろえ、ホールの評判も上々で、予想を上回る客入りなようですが…
まだ行ったことがなかった…んです(汗)
あまりにも華々しいこけら落とし(もうずいぶん前ですが/汗)に引きましたし〜
評判イイと天の邪鬼にもなりますし〜(苦笑)
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団」演奏の、評判はあまりよろしくないようですし〜



けれども。
「そろそろ行っとく…?」
常々、言い合ってはいて、
「明日どうする?」
「用事はナイよ?」
「『ケラス』の超絶チェロ聴いてみたいし、チケあったら行こうか?」
「いいよー!」
みたいなもんで〜本日!初芸術センター入りを果たしました(ぱちぱち〜)


ウワサ&評判通り〜!!!素晴らしいホールに感激しました…!


一面(〜床まで)木目で、通路なんかもまだ木の香りがして、音もイイし、見やすい席並びも素晴らしい〜の一言です…!!



で、演奏は…
ケラス〜流麗なハイドン
フルシャ〜輝きの≪展覧会≫

プログラム、コピー…通りかと(笑)



指揮者のフルシャ氏、お若い方でまだ20代半ば…(写真もお若い〜甘いマスク)
最近の若者らしく優しい、ロマンチック〜な演奏だったかと…☆…しかしベトベンやハイドンには甘すぎて、似合ってないように、いえ、好みではありませんでした…。(汗)

ケラス氏は文句なく!! 余裕の〜ハイドン流麗〜その如し!な演奏でした。



…さて、一番不安視してましたオケ☆
ベトベン…管楽器のバランス悪っ…!と。
…まーでも、想像よりはだいぶマシ、許せる範囲じゃないでしょうか。まだ新しいオケですから、多少は目をつぶりつつ〜成長を見守りたいです…。
ハイドン…もうケラス氏が引っ張って下さるから、なんとかついて行けてましたねー。
ゾルグスキー…有名なラヴェル編で(曲としてはピアノ演奏の方が好きです)、魔術師・ラヴェルらしい〜キラキラ華やかさを、どっぷりと!かつメリハリ効かせた丁寧な演奏だったかと思います…。
ええ、そんなに悪くなかったですとも…!(滝汗)


プログラムの簡素さが、ちょっと意外な感じでした。



なにより、やっぱりホールがイイーっ!に尽きます…。 駅からのアプローチの良さも、超嬉しいところです!(笑)
ぜひ、また来たいです〜!!



特に、シリーズものとして掲げている“世界音楽図鑑ワールド・ミュージック・シリーズ”は興味をそそります!
2006年の企画には、残念ながら参加間に合わずでしたけれど、2007年もまた!
ロシア民族音楽
フラの祭典(ハワイ)
中国の楊琴
インド音楽舞踏団
ティールドラム(トリニダード・トバゴ共和国
スウェーデン・フォーク

と決まっているみたいで、このどれか数点は聴いてみたいです! 
特にマハラジャ宮廷の「蛇遣い達が繰り広げる、怪しくも深遠、華麗な砂漠の世界」てーっ!とてもそそられるんですが…??