のりこうのくうねるあそぶー

川島素晴 現代音楽ライブ vol.5'


2006年9月24日(日)19:00開演
クレオール(神戸)にて


出演:
橋本晋哉(tuba)& 橋本朗子(piano)& 太田真紀(sop)


*川島氏も、いろいろパーカーション演奏されてました!(←実は、彼がいろいろ叩くの見るのが好きです、わたし)


曲目:
湯浅譲二川島素晴、林光、V・グロボカール、高橋悠治、A・ヴェーベルン武満徹



 湯浅氏の童謡曲が多かったのですが、
それを含め童謡は、昭和の時代がかっていて〜なかなか楽しかったんですけど(普段は聴けなさそうな曲ばかりだったし!)川島氏の編曲がとてもいいなぁ〜と惚れ惚れ聴きました…。
 アレンジャーやっても、生涯食べていくのには困らなさそうですねー……いいなぁ。

 

 チューバ&ピアノの音もとってもステキでした。無理がなくて、心地がいいー!


 東京ででもとっても人気の高いユニットとお聞きしました橋本氏&藤田氏のコンビは、演奏もしゃべりも慣れてらして〜端正な演奏ながらに楽器&曲目通りの?ユーモラスでとぼけた味があり、川島氏のギャグというかユーモアセンスとよくマッチしていたかと思います。


 でも、ピアノに負担がかかる奏法なのか、休憩合間に調律師が付きっきりだったのが、印象的☆(笑)!



 そして、武満没後10年という意味も込められたというラストは、
武満のポピュラーソング「小さな空」「死んだ兵士の残したものは」。
 この曲大好きで。…ていうか「兵士」の歌は、もう私の涙腺を揺らさずにはいられない曲で…!
 編曲も良かったんでしょうが、それ以上にどう料理されたって曲そのものの持つ力強さは変わらない…偉大な…って曲じゃないケド、ホントに永遠に揺らがない曲だなぁ、とやはり〜感涙しつつ、聴き惚れてしまいました…。