のりこうのくうねるあそぶー

The MANZAI 3

The MANZAI〈3〉 (ピュアフル文庫)

The MANZAI〈3〉 (ピュアフル文庫)

 いやっほーいっ!! 本屋で3巻見つけたときは、小躍りしました〜。ホントに3巻出るとは思っていなかったので(笑)。
 中学生が主人公の児童文学書ではありますが、テンポよく小気味よく楽しい話です。シリーズ話なので、ストーリー割愛します〜が、この巻も相変わらず(やや単調なところもあり)楽しかったです!
 
 主人公で引っ込み思案な(はずの)→薄倖ならぬ発光の美少女メグ→漫才の相方にと、歩を口説き続ける貴史→歩の永遠?の・△関係は、いっそう熱く固く深く激しく、さらに燃え上がってます〜(笑)し、彼らを取り巻く個性的な同級生たちの恋模様も、ほんわり描かれて、時間の経過と成長が見られます。
 
 人を傷つけ、自分をも切り刻むことのできる「言葉」を不用意に発するのが怖い
 その「言葉」を使い、人を思いきり笑わせようと言う、秋本(貴史)。
 途方もない、絶対に越えられない溝があると信じている歩だが、秋本の図太くて真摯でホントは大人な態度に揺れ、同級生たちの自己に恋に正直な態度にも感化され、何よりも好きな女の子・メグを笑わせるために! 2回目の漫才の舞台に立つことを決めた、歩!! よっしゃぁああ〜!!
 さて、その夏祭りの漫才がどうなったのか? は、次巻に続くようです〜。
 わ〜んっ楽しみ♪ (ガンバレ秋本クン…!?)