のりこうのくうねるあそぶー

下関 おみなえし???(あー名前忘れた!)

 タクの運ちゃんに勧められた居酒屋で、隣に座ったカップルと盛り上がってしまいました。
「子持ちイカ…今日入ってるの? じゃあそれ」
 景気よく店主に注文する隣のおじさんに、
「それはお勧めですかぁ?」
 にっこり訊いて、私も頼みます。そして下関と言えば、フグ!
「今はナゴヤフグが一番」
 教えられた通り注文して、なんと美味しかったこと〜!量もてんこ盛りで〜。勧められた中でもオコゼの刺身が絶品っ!オコゼの唐揚げとかは食べたことあったけどね、肝と一緒にいただく食べ方は初めてでした。更に
「フグのひれ酒をぜひ」
 と勧められた通りいただき、さらに熱燗に刺身を沈めていただく飲み方も教わりました。 ホントは冷酒の方が好きなんだけどね、でも郷にいればで、その地の名産をいっとかないとね?うん、いけました〜vこくと香りがGoodです。
「姉ちゃん強いねぇ、どっから来たの」
 なんて時々店主も絡んで、和気藹々と盛り上がります。(店内満員でめちゃ忙しそうな店。皿が次々と運ばれてて行きます。どれも美味しそう〜っ!!
「○○さん(←店主)アルバイトの若い女の子に話す時は、声が違う〜」
 常連らしいそのカップルの姉さんの方に指摘されてたり
「いいですよぅ〜若い女の子はチヤホヤされていいんですっ! 私たちも若い頃そうだったじゃないですかぁ〜?」
 と機嫌の良い私。
「しかも時代はバブル絶頂期。美味しかったですよねぇ?」
「そうそう、もうちょっと中森明菜の歌の素振りしてあげるだけで『姉ちゃんにボトルあげて〜』とか、ヴィトンのバッグなんか沢山買ってもらったわ〜」
 と姉さんも饒舌に舌が回りまくり〜。
「それを、広島とか大阪の都会に売りに行ったわ〜」
 だ、そうです。華やかな、いかにもそんな感じのキップの良い姉さん。
「大阪や、神戸も良く行ったよ〜、『マン・ウォッチング』が楽しいよねぇ〜」
「そうでしょう? 違いますでしょ?」
「うん、神戸はお洒落な人が多いよ、特に年配の人たちの」
「そうそう、若い子が綺麗なのは当たり前だけど、こう神戸にはホントの紳士〜!やご婦人〜!!がいらして、品がありますよねぇv」
 などと色々話がのりまくり〜。
 あ、そのお店は彼ら曰く「家で食べるより安くつく」って位お値段も安くてービックリ?しかも美味しくて量もたっぷりで、流行るのわかります!タクの運ちゃんお勧めの所って外れませんね、流石。早く行ったから、入れて良かった〜v
 

 そしてそのカップルとは意気投合して、もう一軒彼らの常連の店に行くことに。
今度は焼酎です(ホントは焼酎苦手なんだけどね)。お腹もいっぱいでそんなに飲み食い出来なかったんだけど、そこの店主は私たちと同年配の女性で、話面白かったー!
「実は高杉晋作が好きで、下関来たんです〜」
 というと、近くの所縁あるところとか教えていただいたり…。その辺り、彼のパトロンだった白石氏の邸宅やお墓があったとこらしいんですねぇ。
 いやあ、色々楽しかったです〜。御馳走もしていただいてv
 まあ何処へ行ってもだいたいこんな感じで楽しく旅してます。いい人にしか出会いませんねぇ…。
「あなたの人柄ですよ」
 なんて誉められたりもして(?)…! 嬉しい限りv 




 翌朝、9時半に福岡まで行かなきゃならないから、下関市内を大急ぎで回りましたー!
赤間神宮日和山公園、桜山招魂社…。
 「久坂玄瑞」「吉田松陰」「高杉晋作」と、並ぶ墓標に、マジうるうるしました…。
最後に、晋作終焉の地…。
もう感無量…! 


まだゆっくり回りたかったけど…!また機会があれば…ぜひ来たいものです。