北の国から２００５①

本になりました！→
著作者名消してますが（笑）。何処の本屋にも置いてないしネット販売もしていません。出版社は「ブックフェアで売り込む」と言ってましたが、それも２年前の話。向こうの「本出せ」攻勢に負けてのった企画出版話でしたが、契約後のフォローの悪さと自分自身の意欲のなさでどうでも良くなった本です。中身３０Ｐ程なのに定価２５００円って誰が買うかっ！（作者の在庫負担がないからのった話だけど）
でもまあ、私の処女出版本だからちょっとは愛おしいのです。
でこれは北の国の標津という日本一鮭を出荷する工場で働いていた時の体験記です。主にイクラの箱詰めをしたましたっ！毎日工場ではハイテンションで働き周り、毎晩寮では飲み騒いでいた記録、とでもいおうか…。

北の国へ行くついでに、この本持って工場に挨拶に伺おうかと、旅だったのだった。
１６日の携帯より

ただいま北海道は中標津！本日は快晴で素晴らしいフライトだった。富士山にも感涙したけど、道内フライトは初めてで感動した〜！５回以上は(摩周湖に)来てるけど、こんなにくっきり見えた摩周湖はかってなかったよ、しかも空からだもんね〜いやまじ、カ・ン・ゲ・キ!!!!♪

標津へ
昔は舞鶴からフェリー２日かけて小樽へ、そして札幌から夜行バスで釧路へ、さらにバスで３時間かけて行った標津だが、札幌から35分のフライト、中標津空港からはバスで４０分くらいかな。国内線の飛行機が安くなったお陰でもあるけど、私も出世したな。
この日は天気が良くて、ちょっと感動する小説(すみませんＢＬ)読みながら耳にはベートーベンのエグモントを聴きながら見た富士山は素晴らしくてね〜、感涙した。
しかも、初めての道内間フライトも素晴らしかった！雪を頂く大雪山がすっくり見渡せて、また雌阿寒雄阿寒も手に取るように見下ろせて、美しい湖たち、しかもあのいつ行ってもちゃんと見たことのない摩周湖が〜！ANAはラヴェルのボレロだったしね、もう内心一人で驚喜していたのだった。

鮭バイ
働いていたのはもう十数年前で２ヶ月間の事だし、今超忙しい時期だと知ってるから結局工場には顔が出せなかった！本も忘れたし（←バカ）。港と工場の外観と寮の前をうろうろ怪しく歩き回っただけだった…。orz。私って小心者…。
その昔１回だけ連れて行ってもらった標津温泉の宿舎に泊まる。あの時は他にもいろんなタダの露天風呂に連れて行ってもらったからその衝撃が大きくて、この旅館の泉質の素晴らしさがわからなかったけど、ホント良い温泉で、良い思いいっぱいしてたんだな、と改めて思う。（今度は体験記じゃなくて小説書きたい野望もあってわざわざ標津へいったのだった）