のりこうのくうねるあそぶー

小豆島

リハビリ旅行
身体が本調子でないので、手近な小豆島に出かけることになった。
メインは寒霞渓ハイキング。
全然歩かなくても行けるのだが、歩けたら歩くという予定。
「ビーチある」「プールある」ってことで水着も持って
私はサンダル、夫はランニングシューズ。それぞれ指して
「それで歩くん?」
「それで泳ぐん?」
「間違えたかな」
「途中で買おうか」
と言うことになり、姫路の商店街で運動靴と安ビーサンをGET。


青い海と緑の小豆島
姫路港からかわいいフェリーで島東側の福田港に渡った。
着いた港では思わず「焼きたてアナゴ」を頬張る。
これが美味くて!一夜干しタコやイカやお魚などもいろいろ美味そうで、
ホテルのご飯が楽しみ♪と期待したのが、失敗だったか。
港から北回りバスに乗って約1時間で西側の土庄へ。
殊の外入り組んだ海岸線で、山がちな島のようだ。


泊まったホテルは
お風呂の施設もよくて、
建物も頑張って一部は見たくれよく作ってあり、
船が行き交う海が眼前の、ロケーションはよくて、
クジャクが庭を歩いていたのは、面白かったけど。
さすがシーズンなだけあって、家族連れは多かったけど、
建物に統一感がなくて料理、従業員サービスはパッとしなかった…。
いかにもコストダウンを図ってる感じ。特に料理…。
せめて小豆島名産のソーメンくらい、美味しく湯がいて欲しい。
まあ私は読書三昧できたし、仕事疲れの連れもよく眠ってた。
が、明け方、読書疲れか?薄い敷き布団のせいか?
後遺症のむち打ち症の背中が、悲鳴をあげるほど痛くて寝てられなくなった。
これじゃ、お盆も山小屋泊まりさえ出来そうにない…。トホホ。


絶景の寒霞渓
寒霞渓へは路線バスとロープウェイで登って、歩いて下山する。
約1300万年前の火山活動で形成され、浸食され続けた渓谷。
険しくそそり立つ岩壁に、豊かな植生がまとわって秋など絶景(そうな場所)。
天気は悪くないが白く霞んでいたために、遠景は望めないのが残念。
急峻で道はやや寂れているものの整備されているし、すたすたと下ることが出来た。
でも暑くて疲れたので、坂手港から神戸への真っ直ぐもう帰ることにした。
体力全盛期だったら、4−5時間のハイキングコース位楽勝なのだが…。


食は港にあり
島には至る所に港があり、それぞれ雰囲気が違う。
お土産に海産物買いたいな…。と歩き回ると食堂があった。
「かき氷でも、食べようか」
と中に入ると、もくもく煙があがり、海産物のおいしそうなメニューに
活気が溢れている。思わず
生ビール!海賊焼き!刺身盛り!!」(刺身は売り切れてなかった、残念)
サザエ他大貝を焼きながら、いただいて満腹、ご機嫌で
(結局土産は買わず)フェリーに乗り込んだ。
いや、港以外にも
小豆島産完熟オリーブの塩漬けは極上なんだけど、今はない。秋まで待たねば…。
他オリーブソフトクリームはまあまあ、しょうゆソフトクリームは食べ損ね〜。
 
楽しい船旅島流しイヤー
行きと違って、フェリーは関西汽船サンフラワー。大きくて立派な船だ。船旅大好き。
昔、四国や九州へ行く時よく乗った。5月の別府へもこれで行った。
全て2等雑魚寝。安くて寝て行けて、朝着くのがちょうどよい。
ついでに舞鶴から小樽へ行く新日本海フェリーもよく愛用した。(6千円ちょっと)
この船お風呂が付きで、ドボ〜ンドボ〜ンお湯が波打つのがおもしろい
この短い航路でやってるとは、まさか思わなかった!さすが関西汽船
お正月に行った八丈島への船も、これくらいの大きさ・施設があるといいのに。
にしても、GWは佐渡島と、このところ島旅ついている。いっそ
次(秋)は隠岐島対馬五島列島」って感じ。
瀬戸内海は、船上結婚式をしてる船などいろんな船が行き交い、
両岸の景色も見れて、なかなか楽しめる船旅ができる。


ただいま神戸
着いた神戸中突堤は、オリエンタルホテルと繋がっており、
降りたらメリケンパーク。昔はよく遊んだ場所で懐かしい〜。
なんだか人集りができていて「神戸港祭り」をやっているもよう。
居並ぶ屋台は、定番日本もの他トルコ、ペルシャ、インド、スリランカ
ギリシャ、韓国、中国……国際色豊かで、思わずまた食べちゃった。
イスタンブールバーブ、うま〜いっ!
って訳で、結局、この旅の結論は、「食は港にある!」


追記
小豆島の名誉のため、有名な美味しいホテルがあるんですって!
そこへ行ってみたいな…。