のりこうのくうねるあそぶー

あがた森男ややデラックス

sawanonn2009-12-04

2009年12月4日(金)
大阪七藝にて


監修:森 達也  
撮影・編集・監督:竹藤佳世
出演:あがた森魚 / 鈴木慶一 / 矢野顕子 / 久保田麻琴 / 緑魔子


2008年8月、北海道・釧路。まもなく還暦を迎えるシンガー・ソングライターあがた森魚の、またしても無謀なチャレンジが始まった。日本最北の地から、南は沖縄・石垣島まで全国67箇所を、たった1台のキャンピングカーでめぐる、さすらいのライブツアー。
留萌、小樽、青森、函館、横浜…様々な土地を漂流するように生きてきたその人生をなぞるように、車は波瀾万丈の旅路をゆく。行く先々、畳の上、テーブルの上、あがた立つところがいきなりステージと化す。熱く語り、はしゃぎ踊り、酔いつぶれ、怒鳴り、ちょっとだけ泣いた。奔放すぎる生きザマと、心に染み入るメロディ。音楽からもはみ出してゆく、剥き出しのあがた森魚が見えてくる。(映画公式HPより)


感想
このライブツアー中、ワタクシが見たのは、09年2月22日東京九段会館あがた森男とZipang Boy號の一夜」。
その映像を見たさに、(…カメラが入っていたのでDVD化されるのを期待していたのだけども、今はライブCDだけ…)映画を期待しました。
が、当然のごとく(苦笑)、あがた氏のツアードキュメンタリーでしかない!のです。


彼を好きとか嫌いとかは特にありませんでしたが、映画を観ていくほどに、人柄としてはなかなかやっかいな人物だと思わざるをえません。
…パンフの中で、清水ミチコさんが「あがたさんとキヨシローとしゃべった」話を書いていましたが、なるほどキヨシローは早世し、あがた氏はそういう意味で長生きしそうだと思いました。←パンフ内容とは全然無関係な私感です。

それはまぁいい、として。こうして彼はこれからも生きて、アーティスト活動を続けていくでしょう。
あの九段会館での、夢の一夜のような豪勢な顔ぶれを呼び、あの素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたことに感謝するばかりです。ホントにステキな一夜でした。


映画中に出てきた、矢野顕子ちゃんや、鈴木慶一氏はもちろん、ワタクシは、かしぶち哲朗氏を拝みたかったから。見れて嬉しい。(先の二人は客寄せ的出演ではありましたが)
映画は平日のモーニングショーで、15人〜くらいは入っていて、老若男女だったのが少々面白かったです。


まぁドキュメンタリーとして映画は、良い切り口だったのではないでしょうか。
あがた氏の思いは伝わってると思います。











…全く関係ありませんが〜、予告の中で頭脳警察のライブドキュメンタリー映画も近日公開されるとか?
それが5時間以上の、映画って……(^_^;)



……ワタクシの若い頃にすでに伝説だった頭脳警察…、ちょっと見てみたいけど見てみたいけど…どうなんだか……(;¬_¬)
どうにもこうにも、やりたい放題なオヤジが多いっんじゃないかと、思わずにいられない。


ま、いいんですけどね〜q(`▽´)p