のりこうのくうねるあそぶー

山行 南アルプス・早川尾根〜2

朝より雨が降っている中、みんな雨具を着て出発していく。
早川尾根方面に向かうのはワタクシたちだけのよう。


雨はたまに弱まるが安全を取って、仙水峠経由の予定を変更し、栗沢山へ直登するコースを取る。樹林帯だ。南アルプスらしい、シラビソ等の針葉樹林が混じる。


尾根にでても、ガスで遠景は望めず。
道は意外に岩場超えが数カ所あって、濡れた岩には慎重になる。
道は細々として、ルートの目印が薄くて、道を見失うこと1回。

( ̄〜 ̄;)ウーン…、人気のないコースとはいえ、もう少し登山道整備をして欲しい…。
すれ違う人、ひとり。




そうして、アサヨ峰登頂!


華麗な甲斐駒が望めるはず、だったのに…、何も望めない背景が残念。(/_;)


早川尾根小屋へ下る。樹林帯。
小屋へは、1番に到着。13時頃かな。


次第に、長く雨に降られ濡れた登山者が、どんどん入ってくる。テント場から、引き上げてくる組も。
それでも小屋泊は10人くらい。



人気の仙水小屋と同じ経営者なので、食事を期待したとおり、お刺身まで付いた美味しい小屋ご飯!やった!!(笑)
手持ちの食料が少ないため、ワタクシたちは夜朝共によく食べに食べ、食いだめに走ったのであった。(m(_ _)m)




小屋では、持ってきた本を読む。伊坂幸太郎『重力ピエロ』(感想後ほど)
原作を読むと、映画の巧さがより際だつ感じがした。


hus.は小屋にあった新田次郎『先導者』を読んだらしい。→

先導者・赤い雪崩 (新潮文庫)

先導者・赤い雪崩 (新潮文庫)

現代ではありえん、人の情念や確執のどろどろ強さが入り交じるストーリーや
鬱蒼と…天気の悪い山(古小屋の中)で、遭難死する話を読む不吉さよ……(;¬_¬)


ですがあっさりと!?
新田次郎って意外と技巧的だよな
楽しんだようで……。 


うん!まぁまたそれも面白いんだよね。。。(え)