のりこうのくうねるあそぶー

オテロ 

sawanonn2009-03-14

2009年3月14日(土) 14:30開演〜
松方ホールにて。


シネマ オペラ映画シリーズ
オテロ
あのヴェルディの最高傑作に、帝王カラヤンが挑む話題のシネ・オペラ!
1973年製作/ドイツ映画/142分/カラー/イタリア語版(日本語字幕スーパー)
作曲: ジュゼッペ・ヴェルディ
演出・指揮 :ヘルベルト・フォン・カラヤン
原作 :W.シェイクスピア
出演 :
オテロ…ジョン・ヴィッカーズ(テノール
デズデモーナ…ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ヤーゴ…ピーター・グロソップ(バリトン
その他豪華出演陣
演奏 :ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱 :ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団


時は15世紀末。当時、隆盛を誇ったヴェネチア共和国の領土だった地中海のキプロス島が舞台。敵には強いが、愛にはもろいムーア人の総督オテロが主人公。彼は若く美しい妻を娶り、幸福の絶頂だった。だが、やがて運命の歯車が狂い始める—。
美しいアリアがいっぱい!
 ♪乾杯の歌、 ♪愛の二重奏、 ♪柳の歌、 ♪アヴェ・マリア ほか




ヴェルディの大仰しいオペラ音楽を聴きに行ってきました!(笑)
たまたま日程のあった、hus.関係の友人Kさん(お姉様)とシェークスピアが好きだと聞いていた友人Hさん(妹分)をお誘いして3人で、三宮でまずは、イタリアンでランチ
妹分の友人が「カラヤン」好きだそうで、その発音をめぐりおかしなおしゃべりなど楽しみつつ、松方ホールに移動して、映画鑑賞です。
劇場で観る映画は、また違った優雅な気分もあって、良いですよね〜(笑)。


【感想】


見終わって、同行したお姉様が
女の人がもう少し美人だとよかったのに…
う、や、やぁ…それっは、なんていうか角度によって鼻が上向きな方で…
前に観たのは、もっと可憐で美人な感じの方だったのよ…
ええ、それ(美人)だと話により説得力&納得感が得られますものね〜その点は同意できますけれども(汗)、角度によっては美しかったです。ええ☆


まぁ何よりも! 映画らしくて…当時、世界の最先端を誇ったヴェネチアの力を思わせるような、豪華な舞台(イタリアンゴシックな建物の内装といい…)や当世風な衣装も華美しく
特にヴェネチア大使(のような)の方がハンサムで、その精巧な衣装にもすっかり見惚れてしまいました。(*^_^*)


舞台では再現できないだろうな細微な演出にもとても満足し、目にも耳にも心にも充分な保養が出来ました。…そして、もちろん「耳に」ですが…


いやぁ〜上手く(曲)書けてますよね、さすがヴェルディ(笑)
こう…より好きなプッチーニほどの官能的な引っ張りはないんですけども…、甘美でした。
美しさに酔いしれつつも……やはり!仰々しく☆ これでもかっ!ってくらいたたみかけてくるような大音響の壮大なミュージックに
キタッ! ヴェルディ〜キタァー!!
内心、ひとりで拍手喝采していました。
このところのTVドラマ(ニュースでも)のBGMの派手さ(うるささ)には毎度、鼻白む感がしてしまうのですが、…ここまでくるともう歓喜してしまう気分です

さすがに歌手たちも美声揃いで、ヤーゴ役のバリトンはもちろん、コーラスもとても素晴らしく聴かせてくれました〜。(^_^)/


2時間半の作品ということで…長くはありましたけども…
映画って、一部はどこかで眠くなりますよね
ワタクシの顔をみて、そうおっしゃったお姉様。
…えっと…ワタクシ途中で寝てましたのでしょうか…?? (;^_^A



えー【今後】
松方ホールでは今年4回「松方ホールシネマ・クラシックスシリーズ」があるそうで…
http://www.kobe-np.co.jp/matsukata/schedule/2009/0526cinema.html


2009年5月26日(火)「レベッカ
2009年7月10日(金)「シェーン」
2009年9月15日(火)「哀愁」
2009年11月10日(火)「自転車泥棒


4枚つづり券¥2,000(前売のみ限定数)ということ(1回500円!?)なので、また行ってみましょう…かしら?(笑)