あがた森魚とZIPANG BOYZ號の一夜
惑星漂流60周年in東京
2009年2月22日(日)18時開演
九段会館にて
あがた森魚、鈴木慶一、矢野顕子、武川雅寛、和田博巳、駒沢裕城、本多信介、渡辺勝、かしぶち哲朗、久保田麻琴、浜口外也他
還暦なあがた氏をお祝いして?超豪華ゲストたち!
ワタクシは矢野顕子目当てで観に行った口でした。
(◎_◎)
……あんまりにも、素晴らしくて! うっかり、うかつなことが書けません…。
まずは九段会館→
開場が遅れて外で待ちながらずいぶん眺めました(笑)。内装も違わずレトロモダン、とでもいうべきか、出演者たちにすごく似合っていました。(*^_^*)
舞台は、潜水艦っぽい…演目ともそうと合わせたような、航海中の…ステージセットと照明で、みなさん全員マリンルックな衣装でした!
矢野のアッコちゃんも「…普段、出来ない服装です」とかおっしゃいながら、白ジャケットの下にボーダー柄のTシャツとパンツ(黒Gパン?)なマリンルックだったかと思います。
もっとも彼女はゲストで2−3曲出られただけでしたが、アンコールで再度出てこられてあがた氏とも親しくお話しになり。
「アッコちゃんとはデビューの頃からね、お互い…世話になってきたよね…(云々)」
彼女もさすがにご自身のステージとは違ってゲストに徹して、…大人しめ?(笑)なご様子でしたけれども、あがた氏他ゲストたちとの素晴らしい絶妙な共演ぶりに、ワタクシ大感動です♪(*^_^*)v
全体的には鈴木の慶一さんが大変人気でしたね〜。男性からの「けーいちっ!」って声援を多く聞きました。(笑)
あがた氏とはホントに長いお付き合いみたいで、息もぴったりな友情ぶり。
ワタクシは、みなさんをほとんど初めて!生で観たわけですが、かしぶち哲朗氏がカッコイイ(>_<)!! って内心しびれていました〜。(爆)
何年前でしょう、矢野顕子とのアルバム『リラのホテル』(←大好きすぎる)のジャケでしか知らなかったんですが☆ …なんて、お年を召されてますますダンディなお方にっ!!(≧∀≦*)
そしてその大好きな「リラのホテル」が、今回あがた氏のボーカルで聞くことが出来て、望外の喜びでした。うっかり感涙…(*_*)(…でもいつかアッコちゃんでも聴きたい〜←)
その主役のあがた氏も、……北海道ご出身だそうで、そんな温かく優しい…まっすぐそうなお人柄がうかがえる、味わい深い…大人の渋味とチャーミングさがあって、本当にステキでした。
それはもう出演者の皆様全員がステキで、演奏ぶりも半端なく上手くて魅惑的で…ヴァイオリンとかコントラバスとかバンドネオンとか…楽器の種類もとても多く…ひとり2つ以上楽器持ち替えてませんでした?(笑)
そんなクラシカルな音のアレンジが利いた大人の音楽に、どんなにか酔いしれたことでしょう…。
前に『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』という映画を観て、ステキなおやじちに感動した以来(→)の、同様なおやじ…というかおじさま達に、しびれました。
年を重ねるほどに男性ミュージシャンたちっていうのは格好良くなっていく!
ところで舞台はカメラが入っていた様子ですので、このステージもDVD化かもしかしたら…映画化とかされたえらいいですね。
「…ぶるぶるぶると……時間が流れ星のように流れていく」
そうおっしゃりながら、3時間ちかくぶっ続けのライブ。あがた氏のこれまでの集大成を、申し訳なくも良いところばかりを観させていただいたようです。
還暦なおじさま達ジパングボーイズ&ガールズのとても熱くてステキな大人のショーでした。感涙しまくりました。
ZIPANG BOYZ號の船長? 頭領?は細野サンだそうで….
いいなぁ〜、その時代または、東京にいたら、こんなメンバーたちとのライブに沢山行くことができたでしょうに、と羨ましく思わざるを得なくも…、今回、初めて観ることが出来た幸運に感謝したいと思います。ありがとうございました!