のりこうのくうねるあそぶー

パリ国立オペラ 初来日公演!【トリスタンとイゾルデ 全3幕】

2008年7月20日(日) 15:00開演 15:00開演 
兵庫県立芸術文化センター 大ホールにて


<鬼才演出家セラーズ。ビル・ヴィオラの映像で、終わりなき情念の愛を語る>
ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ
作曲・台本/リヒャルト・ワーグナー
原作/ゴットフリート・シュトラースブルグ
初演/1865年 バイエルン宮廷歌劇場(ミュンヘン
原語/ドイツ語


演出/ピーター・セラーズ
映像/ビル・ヴィオラ
指揮/セミヨン・ビシュコフ
トリスタン/クリフトン・フォービス(T)
ゾルデ/ヴィオレッタ・ウルマーナ(S)
マルケ王/フランツ・ヨーゼフ・セリグ(Bs)
ブランゲーネ/エカテリーナ・グバノヴァ(S)
クルヴェナール/ボアズ・ダニエル (Br)
管弦楽・合唱/パリ国立オペラ管弦楽団・合唱団

上演時間:5時間/休憩2回含む


感想
すさまじい…。
この作るにしても演奏するにしても、観るにしてもしかり…すさまじいまでのエネルギーが必要な、ワグナー。
しかし世界中から人気があり?
この日、この3日間の中でもっとも華やかににぎわっていました。
ホントみんなエネルギッシュな方ばかり、ですよねーーー@@@



この『トリスタンとイゾルデ』の音楽は、ひたすら甘美な甘美な旋律が全体を覆っていて、
ロマンチックな語りなのかな〜と思っていたシーンなどが、
字幕付きの実演で聴くと、逢い引きシーンで姫様を呼ぶ侍女の声だったり、下男?だったり案外いろんな人が混じっているのがわかって新鮮でした。(笑)


しかしこのパリオペラ座のこの演出…バックに大映像がイメージとして映し出されるので。
舞台装置などは簡略でいいんですが。
この映像が、なんともシュールでフランス的で美しいのか行き過ぎなのか、ワタクシにはなんとも(特に色彩感覚が)「おフランス〜!!!」と腹を抱えるばかりでした。


……せめてトリスタンとイゾルデを若い美男美女の俳優が演じてくれたら、うっとりできたのに……(^_^;)

…や、そういうこというのはNGでしょうとも。全体的な映像の印象としてはまぁ…美しくはありましたので!
ええそういうことを言ってはいけないですね、すみません。



話は。
(トリスタン一人、一番モテモテやったなぁ〜) 
終幕後、思わず思わずにはいられない、ワタクシ的感想でした。(^_^)