のりこうのくうねるあそぶー

テイクフライト

2008年1月4日(金)
梅田芸術劇場メインホールにて。


脚本:ジョン・ワイドマン
作曲:ディヴィッド・シャイヤ
作詞:リチャード・モントビーJr.
演出・振付・訳:宮本亜門
訳詞:森雪之丞
音楽監督:ディヴィッド・チャールズ・アベル
…他。
キャスト:天海祐希アメリア・エアハート)、城田優(チャールズ・リンドバーグ)、
池田成志(W・ライト)&橋本じゅん(O・ライト)



ストーリー
「女性初のパイロットであるアメリア・イアハートが、夢と希望をかけて大空に飛び立つ、愛と勇気の物語!
ライト兄弟、チャールズ・リンドバーク・・・・航空業界のパイオニアたちが大空に描いた夢の軌跡を今鮮やかに謳歌する!」

…ということで、「空を飛ぶ」という人類の夢に青春と命をかけた時代も違うアメリカ人たちの物語が、交錯しながら舞台は展開していきます。


感想
正直に言うと。。。
お正月でリズムが狂って、なんだか眠くて…
休憩中おしゃべりなさってた人たちの言葉につい、激しく頷いちゃうような、多少眠気にも襲われた、第1幕(m(_ _)m)。
しかし舞台セットなども凝っていて、空を飛んでいる感じはよく伝わりました
アメリの事情も(1番の主人公だけに☆)よく描かれてはいるんですが、物語が3様に分断されて交錯するがために、感情を移入するまでには至らず〜、なんていうかこう…盛り上がりが途切れてしまうんですよね。
「空を飛ぶ」ことへの希求感・幸福感を、何かに充たされる私個人の記憶と結びつけて想像すればまた、気持ちよく観ることができるのではありますが…。(^_^;)


また空の上で交錯するアメリア・エアハートリンドバーグの共通点は納得でき、ですがライト兄弟だけは…ギャグ担当?って感じで。それはそれで彼等が歌う音楽は一番面白く上手いな〜と思っただけに、最後までなかなか結びつけられずに首を捻りました。
が。
まぁ…最後でやっぱり結びつく「空を飛ぶ」物語…と思えば。。。悪くはなかったでしょうか。
結局それをこそが、一番の主張であったのでしょうから。


役者さんはみな芸達者で、音楽も演奏は良かったです!
カテコで城田優が、ピョンピョン跳んで回ってたのが可愛かったです(笑)。