のりこうのくうねるあそぶー

アジアオーケストラ ウィーク

10月6日(金)19時開演 
ザ・シンフォニーホール
【出演】
ヴァイオリン: 楊曉宇(ヤン・シャオユ)
指揮  : 卞祖善(ビェン・ズーシャン)
管弦楽 :ハルビン黒龍江交響楽団

【曲目】
王寧(ワン・ニン):交響前奏曲 第1番「時代」[1999]
J.シベリウス :ヴァイオリン協奏曲
D.ショスタコーヴィチ交響曲 第5番


今年のアジアオーケストラウィークは、寂しかった…。
大阪で3回しか公演がなくて…、毎年この催しを楽しみにしているのだから、この回数はあまりにも…。せめて日本のオケの演奏くらい、東京だけで行われた演奏会、大阪でもしてほしかったです…(涙)
…とはいえ、都合のついた1日しか〜気も抜けてしまい〜、参加できませんでしたが。
その1日はハルビン交響楽団でした!


ワン・ニン氏の曲は…やはり中華らしい華やかな曲だった(…と思う。←思い出しながら)
シベリウスのヴァイオリン協奏曲…ヤン・シャオユ氏(20歳?)が、中国人らしい尊大な態度でもって〜、実に繊細で美しい音色を奏でてました! 演奏は素晴らしかった!!
アンコールも長々…(隣の方、苦笑してました☆)なされて〜嬉しくも後の予定を考えてないな、とホントに中国人らしいな〜、とワタクシも苦笑いをさせていただきました。
ショスタコヴィッチの演奏は、無難であったかと、記憶してます。



黒龍江省の首都ハルビンは「中国北部の氷の街」と称されるらしく、それに相応しい北の国の作曲家を取り上げていたプログラムが良かったです。寒々しい音だった、かも…!


さて中国の素晴らしく有望な、若手演奏者たちを今までもいろいろ見てきましたが、ピアニストかヴァイオリニスト、まー良くて他の弦楽器…。
今後の課題は、管楽器奏者の成長及びレベル底上げかと思われます。心を打つような管楽器奏者には出会えてませんし。
また同じく心を打つほどのオーケストラの演奏には〜管楽器の深い音色が不可欠ですから、今後そこまでレベルが達するようになると、日本のオケの驚異にもなり〜楽しみにもなることでしょう〜♪
と勝手に思っておりますです…



ところで、来年もこの「アジアオーケストラウィーク」が開催されるよう〜祈ってます!