のりこうのくうねるあそぶー

Au petit comptoir オープティコントワー

「食前酒何する?」
「身体に良い奴で…」
 皆さんお身体お疲れと言うことで、ペルノ(アニス他ハーブのリキュール酒)という黄色いお酒でまず乾杯。
 集まったのは、食いしん坊四銃士?ならぬまあ、いつものメンバー。フレンチの先生。ソムリエ女史。&ワイン通の紳士(只今エジプト文字にはまっている)とタダの主婦?な私。ここの店は、先生推奨の本町にあるフレンチ。ジビエ料理が得意というシェフが吟味した旬の茸や、北海道の猟師から直接仕入れている鹿肉鴨肉等の料理を舌鼓に来たのであった。
 そして、目移りしまくりの、前菜選び。
「フランス産の天然ジロル茸を! もう今シーズン最後ですからね」間に合って良かった!
「このトランペット・ドモー茸というのは?」
「黒いキクラゲみたいな茸で、レストラン風に牛テールとベークオフ仕立てにしております。上をパイ生地で覆っています。」ここでしかなかなかいただけないのだとか。
「それそれ、茸づくしで行きましょうよ! 他にお勧めは?」
「あと、松葉ガニが解禁になりましたので、アラクリームパイ包みで、蟹を味わっていただけます。秋トリュフも旬ですし、定番としてフォアグラをレンズ豆の煮込みとポルト酒ソースでシンプルにいただけるかと」
「主菜は?」「本日今日旭川から蝦夷鹿肉と鴨肉が1羽だけございます」
「じゃあそれと、あと魚は」
「うちの定番ですが、オマール海老と帆立のフリカッセが皆さんによく召し上がってもらえます」
 と言うわけで、それどれじゃんじゃか頼む。
 ワインはプロなお二人&お店の方にお任せで。
「白と赤と一本ずつ、お勧めのものを」
白はコート・デュ・ローヌの95年エルミタージュが選ばれる。
「エルミタージュは赤しか知らなかったけど白は初めて」
「わっ香りがいい〜あとでふわっと来るね」
 というしっかりした味のしかも優しく美味しいワインだった。
赤は2002年のシャルブレジャンベルタン。名手の酒だとか!(←色々説明してもらったけど、すみませんこんなんで)
 いや、美味しかったよ〜料理も素晴らしいっ! 私は秋トリュフとインゲンのサラダがよかったし、オマール海老も美味い。何よりお肉に付け合わせの芽セロリが!香り良し、中に栗が入っていてめちゃ美味。ああ感動の夕食でした!
 シェフと、ライフル談義したり、今のフレンチの動向を聞いたり(トラディッショナルか最先端の両極端だとか)鮭やマグロの話だとか、話題がいろいろあるっていいね。
 あとデザートもうまいんだ〜!
 洋なしにチーズをのせて焼いたのも美味しかったけど、自家製アイスがバニラ・アールグレイ・フランボワーズ・カシス・ココナツ・マンゴの6点盛りで味濃厚でさっぱりしてて良かったです〜。
 あと食材や仕入れの話で盛り上がりました。ぜひ私も欲しいっ「ホワイトバルサミコ」。
等々、尽きませぬ所、19時スタートがもう23時を切っていたのだった。

なんか全然文章になっていない内容ですが、美味しいお店の紹介って事で。またいずれ。