のりこうのくうねるあそぶー

ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム

そのあっこちゃん見たさに、観に行った映画だったが、めちゃくちゃ良かったです!
音楽ドキュメンタリー映画としては、「ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ [DVD]」並みによかったと思う。
同様にかっこいいおやじ達がわんさか出てきます!
現役の頃の写真は、いやん、どーしましょっ!?ってくらい
美形グループだし〜!(バタバタ)
もちろん彼らが現役GSで活躍していた頃なんて知らない。
が、あっこちゃん他、チャボやキヨシロー、たけし他ずらりと大物たちが
口をそろえて「カッコよかった、怖かった」というくらいですからね。
そんな彼らの再結成ドキュメンタリ映画で、
一部では60年代横浜・本牧の伝説をあおりつつ、
二部でメンバーの実像に迫り再結成ライブに流れていく、
という二部構成がよく生きていたと思う。
特にメンバーだったミッキー吉野が多分心血注いだろう
音響が素晴らしい!彼の演奏も、(美形じゃないけどそれ忘れるくらい)
カッコよくて、痺れます!
映画を観たのは上映最終日のテアトル梅田で、
座席の後ろに往年のファンたちなのかな?熟年なおじさまやおねーさまたちが
でんと!陣取って壮観でした。
(最後に元メンバーの林氏の挨拶があり、その関係者だったのかしら?)
他には大学生くらいの子がいたり、
観客の層がバラバラなのも、とても興味深くおもしろかった。


60年代は、アメリカをひたすら追っていた時期なのかな。
まだ垢抜けない日本にあって、
飛び抜けた美意識を追求する(特に本牧界隈の)若者たちのエネルギー、
その空気感を知らしめるという意味でも秀逸な映画でした。
勉強になりました。
「古典に帰る」(といっちゃ失礼か、でも)というか
知ることは、とても有意義です。


そうそうパンフでは、あっこちゃんの映画『SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~ [DVD]』を
あげて、それ以来の音楽ドキュメンタリー映画だと
誉めてましたが、あれも心に残る映画でした。泣けました。
でもDVDでは泣けないので、やっぱ映画は映画館で観るべきです。
観れて良かった! 観れなくても、全ては縁ですね…。
それはともかく、今年前半観た中ではトップです!(マイナー贔屓?)