のりこうのくうねるあそぶー

落・ち・た…

「落ちるぅー落ちる…(byガルマ)」
なんてもんじゃなくて、
「ぎゃー!!」
手足が空を切った瞬間、
掴まるものもなく、観念するしかない。
あー…やってもた…、
あほやなあ…自分…。
頭打つかな? それいややな…。
せやけど、どこまで落ちるんやろ…?
まだ着かへんで……。
ズッドン!!と地面に着くまで
などと結構呑気に考えてたりするもんですね。


宮崎県の大崩山(おおくえやま・九州トップクラスの名山)にて、
3m位の垂直な壁崖に掛けられた鉄梯子を
後ろ向けに下り始めたところ、
ズルッとうっかり手を滑らせてしまい、
そのまま後ろ向きに背中から滑落しました。
他メンバー4人には大変ご心配&ご迷惑をおかけしました。
「気失ったのかと思った、顔面蒼白になったから」
(それ、嬉しい!)
なんて、不義理な私が2、3年ぶり位に参加した登山クラブの
懐かしい面々なのに。
幸い、足は動いたので身体を紐で確保してもらいながら
自足で2時間半歩いて下山。
このあと、別府に戻り温泉で汗を流して私はひとり
ふらりと下関方面へ高杉晋作(小学生時からの初恋の人ですな)を
しのぶ旅に出る予定だったのに。
「早く帰って医者行った方がええで」
と周りにいなされ、
「せやな、頭も打った(少し血が出た)し、」と納得。
(右腕力入らず、左手の一筋痛み、背中・胸骨少々痛み、左膝打撲強)
新神戸まで電車で強制送還されました…。ぐすん。
しかし「落ちる体験」をGET!


某作家曰く
面白そうだから、話の種に
物書きたるもの、なんでも話の種にするのです。
自分のアホさにいたたまれなくなった(いつもだが)時も、
この気持ちをいつか「話の種」にしたるねん!
とますますそういう状況、心境に自分を追いやって
苦しむ自分を、楽しみながら見ている。やけくそ?(笑)
「どうしてあの頃はあんなに真剣で、不思議なくらい周りが見えなくなって、二者択一でしか物事を考えられなくて、いろんなことを許せなかったんでしょう。それが若さってやつかもしれないけど」(by某今野○雪――オーディションに落ちたら、15,6の頃だったら自分の存在自体が否定されたくらいに傷つくだろうだろうけど、今の自分ならさほどでもない、だから話の種に応募するいう話)
落ちた話は、いつか小説ネタにしてやる〜!


新神戸まで家の人に迎えに来てもらい、救急病院へ直行。
――右手首骨折――
医者「3m落ちてそんだけとは、自分運ええな」
小学生の頃骨折した時、救急車呼ぶほど痛かったのに!
骨折の痛さはこんなものじゃないはず!?
だから骨に異常があるはずない、自分は大丈夫、
と言い聞かせつつ安心して帰ってきたのに…。(確かに運はいい)
あのJR宝塚線脱線事故の時、自力で家に帰った人が、
なんか痛いからと病院へ行くと、3カ所骨折していたという話。
気がはってると、そういうこともあるのね…。
(自業自得体験と比べてすみません!!)
途端に、目の前がくらくら〜。
しかし大人になって、我慢強くなったというか、
心の傷どころか、身体の傷にまで
耐性が付いたというか、


鈍感になってんのとちゃうか!?




ああ、だけど途端に痛い。これはいったい
何の罰? ――遊びすぎ!
何の天啓? ――さっさと作品書け!!
テストがないと勉強しない学生だったように、
締め切りがないと書かない作家(志願者、文章サークルの一員)。
7/7の締め切りに、100pの小説を書く予定が迫ってきました。
ブルブル……。
別に雑誌に載るとかじゃ、もちろんありませんが。
こんなとこで遊んでないで(ああ楽しい旅の話が書きたかった!)、
とっととプロット整理して、書き出せ! ってことでしょう…。
頑張れ、私!!
右腕動かへんけど…。