のりこうのくうねるあそぶー

京都 下鴨神社 名月管絃祭

sawanonn2009-10-03

2009年10月3日(土)17時半〜


京都に行くついでに、ラウル・デュフィ展(京都「えき」ミュージアム)も観に行きたかったのだけど、家を出るのが遅くなったため、見られず…(T_T)。
「実家に画集がある」hus.曰く。…との事で、あきらめました(T_T)。


出町柳へは16時頃着いたために、駅近くにあったジャズ喫茶にてしばしティータイム。
なんともクラシックなジャズのLPがかかっており、外から入るとその異世界感にちょっと、おののきます。
オヤジはずっと口ずさんでいるし? 客も揺れている。

お茶をいただいているうちに、こちらもだんだん揺れてきて…!?
20−30年代か?と思われるクラシカルジャズの、なんとも古びながらも鮮明で、沸き立つ名演奏、名録音、店の音響も良くて…うっかりLPの世界に引き込まれてしまいます♪└|∵|┐♪┌|∵|┘


17時を過ぎてようやく下鴨神社へ。
人が集まっている様子に足も速まるけれども、参道のある糺の森(ただすのもり)は、古い木がなす原生林で、とても清々しいです。


境内前になると、祭りの屋台が並び…と言ってもよくあるお祭りに並ぶテキ屋さんではなく…(;^_^A
京都が誇る老舗の店の出店がずらり〜と並!?んでいてその、さすが下鴨神社!?…ぶりに、目をきょろきょろさせてしまいました。(笑)
とりあえず、炙り鯖寿司や、みたらし団子をゲットして、祭り風にしつらえられた境内の、ベンチ前方列を確保。



やがて時間が来ると、アナウンスや配られていた冊子の通り、神事が行われました。
それに解説アナウンスが入って、祝詞を聞いて、皆で頭を下げたりお祓いがあったり、参加してる気分にもさせてくれて、とても、なんて親切!と、感じ入ったものです。(笑)


そしていよいよ管絃祭…尺八、管絃、箏曲、神楽、舞楽など、篝火に灯されてなんとも風雅で幽玄な舞台を…


平成二十一年名月管絃祭番組>プログラムより
一、尺八 新都山流奉仕 本曲「峰の月」
一、管絃 平安雅楽会奉仕 越天楽(えてんらく)、陪臚(ばいろ)
一、箏曲 錦綾子社中奉仕 白鳥の湖、さくら―祈り―、祝いの曲
一、神楽 下鴨古楽会奉仕 浦安の舞
一、尺八 新都山流奉仕 本曲「湖上の月」
一、箏曲 錦綾子社中奉仕 春の海・21
追、越中八尾「風の盆」舞
一、舞楽 平安雅楽会奉仕 賀殿(かでん)、納曽利(なそり)、抜頭(ばとう)


 


演奏は、上手なのかそうでないのかよくわからない…ような所もありましたが、(;^_^A、
後半になるほど格調も上がっていくようです。
今年はご即位二十年記念ということで、途中に、越中「八尾の風の盆」の舞の奉納もあって、見所が満載でした!


…舞台(舞殿)の見える部分も少なく、番組も長くて、お尻も痛くなって、辛いこともありましたが(苦笑)、
序盤はお月様も見えましたし♪
ステキな時間を過ごすことが出来ました! ホントに、素晴らしかったです。


「明日、『昨日何していたの?』と訊かれて、『お月見をしてました』と答えられるこの風雅を! お楽しみ下さい!」
神社アナウンスの、自負がうかがえるそんな物言いに、微笑まずにいられません。(笑)


21時頃に終わり、八尾が「風の盆」の舞たちが、参道を本来の祭りの姿で練り歩いて詣るのを、すれ違いに再び観る事も出来て、充分に楽しみました。







あとから来られたお友達3人とも合流して、出町柳スペインバルにて軽くお食事しました♪↓