のりこうのくうねるあそぶー

ラトル指揮・ベルリンフィル

【日時場所】
2013年11月16日(土) 開演14:00  兵庫県立芸術文化センター大ホールにて
【出演者】
指揮 サイモン・ラトル
管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【プログラム】
ブーレーズ:ノタシオン
ブルックナー交響曲第7番 ホ長調 作品WAB.107
【感想】
やっぱり兵庫芸文センターの方が、フェスティバルより座席も広々使っていて気持ちがいいし、舞台が小さいのでオケがギュウギュウ(笑)な分、周りの壁からの反響が鳴ってたように思います。また今回の座席は4階席最前列だったので、まっすぐ音が届いてきて聴きやすかったのも大変良かったです。


さて、ブーレーズ
・・・ワタクシの脳内では再現できない音楽で、キラキラしい音をひたすら浴びせられたような感覚。研ぎ澄まされた圧倒的な演奏でした。

ブルックナー・・・もともとブルックナー苦手なんですが。(^_^;)
今回は流石にちゃんと聴けたと思うし、あの繰り返されたフレーズには取りつかれてしまい、後日になっても消えなくて困ったものです。…けれども、どんなに上手くて聴き映えがすばらしくてもやっぱりブルックナーは好きになれそうにないです。曰く「くどい!しつこい!重い!!」
しつこくくどい音楽は多々あるけど、ベートーヴェンなら所々でバシバシ決まる爽快感があるし、他も軽快なリズムがあるんだけど、ブルックナーはなぁ…。
ただしもう少し年を取ったら、感想も変わるかもしれませんが。


ともかくも、2夜連続で聴いたベルリンフィルは、巧かった!!
ワタクシ達はラトルが大好きで、ラトル指揮のベルリンフィルだからこそ、2日も頑張ってチケ取りして、今年の演奏会中では最大の楽しみにしていたほどなんだけども
期待を裏切られない素晴らしさで、大変満足なのでした。やっぱりラトルはすごい!と思う。

そうそうラトルといえば、自国のロンドン五輪の際開会式で、指揮してました。
英国を1番に代表する指揮者ですが。今度20年東京五輪の際、開会式のオケ(都響?)を振る指揮者は、日本人で誰になるのか、今から楽しみだったりしますw